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Skill v1.0.0

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PublishedSeptember 27, 2026 at 10:14 AM
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SKILL.md · 181 lines · 9.1 KB

version: "1.0.0" name: documentation description: README・CLAUDE.md・設計書・ランブック等の技術文書を作成・更新・鮮度管理するスキル。新機能追加時・新規参加者対応時・既存文書の陳腐化を検出したい時に使う。


ドキュメンテーション

目的

「コードで分からないこと」を伝える。実装の背景・設計判断の理由・制約・運用手順など、コードを読んでも分からない情報を文書化し、チームの認知負荷を下げる。コードで分かることは書かない。

使うタイミング

  • 新機能・新サービスを作ったのにREADMEが追いついていない
  • 新規参加者がセットアップに詰まっている
  • エージェントがプロジェクト固有の規約を把握できていない(CLAUDE.md未整備)
  • 設計判断の理由が誰も分からなくなっている(ADR未記録)
  • 障害対応手順が口頭伝承になっている
  • 四半期棚卸しで陳腐化した文書を発見した

ドキュメントの種類と置き場所

種類対象読者置き場所更新タイミング関連スキル
README新規参加者・外部利用者リポジトリルート機能追加・破壊的変更時—
CLAUDE.mdAIエージェントリポジトリルート・各サブディレクトリ規約・コマンド変更時—
ADR(Architecture Decision Record)設計者・将来の自分docs/adr/重要な設計判断時[[architecture-design]]
API文書API利用者docs/api/ またはスキーマから自動生成スキーマ変更時[[api-design]]
ランブック運用者・オンコール担当docs/runbook/障害対応後・手順変更時[[monitoring-operations]]
CHANGELOG利用者・リリース管理者リポジトリルートリリース時[[cicd-deployment]]
設計書・詳細設計開発者docs/design/設計変更時[[detailed-design]]

正本はリポジトリに置く。 WikiやNotionを正本にするとコード変更と文書更新が乖離する。

進め方

  1. 読者を決める: 誰のために書くかを最初に明記する。新規参加者・運用者・API利用者・未来の自分——読者が曖昧なドキュメントは書けない
  2. 書くべき内容を絞る: コードを読めば分かることは書かない。「なぜその設計にしたか」「どの制約があるか」「何をやってはいけないか」を優先する
  3. 既存の文書を確認する: 重複・矛盾・正本の所在を整理してから書き始める
  4. テキストベースで書く: 図はMermaid等のテキスト形式を使う。diffが見え、エージェントが編集でき、レビューができる
  5. セットアップ手順を検証する: 新人または新しい環境で実際に手順通りに動かして確認する。動かない手順書は害になる
  6. コードの近くに置く: 関連するコードと同一リポジトリ・同一PRで更新する運用を徹底する
  7. 陳腐化したものは「直すか消す」: 間違ったドキュメントはゼロより害。四半期に一度の棚卸しで削除も選択肢に入れる

成果物テンプレート

READMEテンプレート

markdown
# プロジェクト名
一言で何ができるか。誰のどんな問題を解決するか。(3行以内)
## セットアップ
\`\`\`bash
# コピペで動く手順のみ記載
git clone https://github.com/org/repo.git
cd repo
cp .env.example .env # 環境変数の設定が必要な場合
npm install
npm run dev
\`\`\`
動作確認: http://localhost:3000 にアクセスして「〇〇」が表示されれば成功。
## 使い方
\`\`\`bash
# 基本的なコマンドや操作の例
npm run build
npm start
\`\`\`
詳細は [docs/](docs/) を参照。
## 開発参加
\`\`\`bash
npm test # テスト実行
npm run lint # リントチェック
\`\`\`
-ブランチ戦略: `main` は常にデプロイ可能。機能開発は `feature/xxx` ブランチで行う
-PRのサイズは400行以内を目安。コミットメッセージは [Conventional Commits](https://www.conventionalcommits.org/) に従う
## ライセンス
MIT

CLAUDE.mdテンプレート

markdown
# CLAUDE.md
このファイルはAIエージェントが毎回参照する前提で書いている。簡潔に。
## ビルド・テストコマンド
\`\`\`bash
npm run dev # 開発サーバー起動
npm test # 全テスト実行
npm run test:unit # ユニットテストのみ
npm run lint && npm run build # リント + 本番ビルド
\`\`\`
## ディレクトリ構成
\`\`\`
src/
api/ # APIルート定義(Express)
domain/ # ビジネスロジック。フレームワーク依存なし
infra/ # DB・外部APIなどの実装詳細
shared/ # 複数レイヤーで使う型・ユーティリティ
docs/
adr/ # アーキテクチャ決定記録
runbook/ # 障害対応手順
\`\`\`
## コード規約
-TypeScript strict モード。`any` は原則禁止
-テストファイルは対象ファイルと同ディレクトリに `*.test.ts` で置く
-環境変数は `src/config.ts` 経由でのみアクセスする
## やってはいけないこと
-`main` ブランチへの直接pushは禁止
-本番DBへの直接接続は禁止(ステージング環境を使う)
-シークレットをコードにハードコードしない
## 主要な設計判断(背景)
-ドメインレイヤーをフレームワーク非依存にした理由: テスト容易性とフレームワーク移行コストの低減
-ORMを使わずクエリビルダーを採用した理由: 複雑なクエリのパフォーマンスチューニングが必要なため

チェックリスト

  • [ ] 読者(誰が読むか)を冒頭または自分のメモで明確にしたか
  • [ ] コードを読めば分かる内容を省いたか
  • [ ] セットアップ手順を実際の環境で動作確認したか
  • [ ] 図はMermaid等のテキスト形式で書いたか
  • [ ] コード変更と同じPRでドキュメントを更新したか
  • [ ] 正本がリポジトリに存在し、WikiやNotionに分散していないか
  • [ ] 陳腐化した記述を削除または修正したか
  • [ ] CLAUDE.mdにビルド・テストコマンドと「やってはいけないこと」が揃っているか
  • [ ] ADRに「なぜその設計を選んだか」と「検討したが選ばなかった代替案」が記載されているか

アンチパターン

  • 書いた直後から更新されない設計書: コードと別のPRで管理すると乖離する。コード変更と文書更新を同一PRにする運用が必要
  • Wiki・Notion・リポジトリに分散して正本不明: 「どれが最新か」の確認コストが発生する。正本はリポジトリに一本化する
  • コードのコメントと同じ内容の説明文: 二重管理になり片方が腐る。READMEには「なぜ」だけ書く
  • 動かない手順書: セットアップ手順を一度も検証しないまま放置する。動かないREADMEはゼロより害になる
  • すべてを文書化しようとして力尽きる: 網羅性を目指すと更新が止まる。「新規参加者が詰まる箇所」に絞る
  • 間違ったドキュメントを残す: 「後で直す」と放置した誤情報は混乱を招く。直せないなら削除する

モデル委譲ガイド

共通原則は [[orchestration]] を参照。

役割担当具体的な使い方
司令塔(メインモデル)何を文書化するかの判断・全体構成の設計対象読者の確認、既存文書の重複・矛盾の洗い出し、各エージェントへの作業割り当てと最終レビュー
Opus相当設計ドキュメント・ADRのレビューと品質担保設計判断の妥当性・代替案の網羅性・背景情報の十分性を深く評価させる
Sonnet相当ドキュメントのドラフト作成・更新・整形READMEやCLAUDE.mdの初稿生成、既存文書への追記・修正、Mermaid図の生成
Haiku相当陳腐化箇所の検出(コードとの突き合わせ)コードとドキュメントを比較して「記述が古くなった箇所」「コマンドが変わった箇所」を高速にスキャンさせる

関連スキル

  • [[orchestration]] — 多エージェント並列実行の共通原則
  • [[architecture-design]] — ADR作成・設計判断の記録
  • [[api-design]] — API文書の自動生成・スキーマ管理
  • [[monitoring-operations]] — ランブック作成・障害対応手順
  • [[cicd-deployment]] — CHANGELOGの管理・リリースノート
  • [[detailed-design]] — 詳細設計書の作成
  • [[code-review]] — ドキュメント更新をPRレビューに組み込む
  • [[git-workflow]] — コード変更と文書更新を同一PRで管理する運用
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